私は在宅で月収20万ほどの収入がある個人事業主です。
でも、おそらくご近所の人や子どもの学校関係者や、それほど親密でない友人などはわたしのことを専業主婦だと思っていることでしょう。
いつも家にいるし、地域の仕事もやりますし、学校行事やボランティアにも参加しているし、平日の日中もフラフラ買い物したりしています。だからきっとみんなはわたしのことを専業主婦だと思っているはずです。
そんなわたしが毎日どんな生活をしているのか、日々のだいたいのルーティンを紹介します。
専業主婦のふりして在宅で仕事をする日課
AM 6:00 起床
6:30 朝食と夫の弁当を作る
7:00 家族が起きる
7:30 夫と次男が出かける
8:00 長男が出かける
8:30 洗濯を回す・ゴミ出し・台所の片付けなど
9:00 掃除機をかける・雑用
9:30 仕事開始
12:00 休憩したりしなかったり
14:00 休憩したりしなかったり
15:00 次男帰宅・子どもの友達が来たり、習い事送迎したり
16:00 長男が帰宅・夕飯の仕込み・風呂掃除など細々した家事
17:00 夕飯ができる・長男を塾に送ったり送らなかったり
18:00 夕飯食べる
19:00 洗い物・次男の宿題を見る・長男を塾に迎えいに行ったり行かなかったり
20:00 仕事の連絡ややり残した仕事があればやる・風呂に入る
21:00 次男を寝かす・洗濯機を回したり回さなかったり
以降フリータイム
これは何も予定がなく、仕事に専念できる日のスケジュールです。
このほかにも、学校の図書館整理や読み語りのボランティアに行く日もありますし、友達とランチで出かける日もあります。
地域の仕事があるときは日中銀行に行ったりご近所のお宅に伺ったりすることもあるので、仕事を程よく切り上げたり調整したりして、柔軟に動くという感じです。
この仕事を始めてから子どもの授業参観や学校行事に行けないことは一度もないです。自分で調整すればいいだけですし、ミーティングのような相手ありきの仕事であっても、細かい日時調整ができることがほどんどなので、今のところ子育てにも支障はなしです。
今の在宅での仕事に本腰を入れる前は、日中カフェで接客業をしていましたがそのときはけっこう大変でした。小さかった子どもを認可外の託児所に預けたり、土曜日も休みが取れなかったり、熱が出ても子どもを病院に連れていけないので、夫に任せたけど子どもの生まれ年も正確にわからずダメだこりゃ…ということもありましたね。
あのときは大変でした。そもそも飲食も接客も向いていません。
若いころはライターの仕事が楽しかったり、忙しかったりで夜に仕事をすることもありました。ときどきは徹夜することも。
でも、30代になってから夜は全然頭が働かなくなったので、最近は21時以降に仕事をすることはほぼないです。あったとしても、ちょっとした急ぎの連絡の返信をするとか、明日の仕事のためのカンタンなリサーチをするくらいでしょうか。
それにお酒を飲むのが好きで、ほぼ毎日晩酌をするので、夜は基本的に仕事はしません。
在宅で仕事をしていることはほぼ言わない
わたしは在宅で仕事をしていることを、親しい友人数名と、書類で申告が必要なときにしか言っていません。
仕事してるの? と尋ねられれば「在宅で仕事してます」と答えますが、最近はそういうことを聞いてくる人に出会うことが減りました。
仕事をしている、していないをいちいち話題にする時代ではないのかもしれませんね。もしくは在宅で働く人が増えているので、日中家にいるからといって専業主婦だとは限らないという考えも浸透しているのでしょうか…?その辺はよくわかりません。
でも、あんまり仕事の話になることがない(というかあまり人と深く話をしない)ので、在宅でライターや編集業をしていることはほとんど明かしていないのです。
でも、わたしが住んでいるのは東京や神奈川のような都会ではなく、田舎とも都会ともいえない微妙な地方都市です。在宅ワークしているという人にも会ったことがないので、おそらく主婦でフリーランスをしている人の数はそれほど多くないはずです。
だからきっと、わたしは専業主婦だと思われているんだろうな、という認識でおります。
在宅で仕事をすることにはデメリットがあるのか?
ここまではおそらく、主婦にとって在宅の仕事はかなり自由が利くのでいい、というようなニュアンスが強く伝わったのではないでしょうか。
じゃあ、在宅で働くことのデメリットはないの? という疑問が浮かぶかもしれません。
デメリットはそれほど多くないですが、あるにはあります。
たとえば、寝たりゴロゴロしたり遊んだりする自宅で仕事をしなければいけないということ。ONとOFFの切り替えが自分でちゃんとできないと、在宅の仕事は難しいかもしれないですね。
友人知人のなかには「家のなかで勉強や仕事をするのが本当に苦手。学生時代から、わざわざカフェや図書館に行って勉強していた」という人はけっこう多いです。
そうなんですよね。在宅の仕事は、誰の目もないので、サボってもだらけていても、誰からのお咎めもありません。自分で自分を律することができないと、怠け放題。
わたしは家のなかでひとりで何かをもくもくとやるのが得意で、むしろ人がいっぱいいるようなオフィスで集中力のいる作業をすることができません。
それでも、仕事を始めるまでには一定のルーティンがあって、それ通りにやらないと仕事モードにきりかえられないです。ちょっと日課が狂うと、その日は生産性が低い1日になることもしばしばです。
あとは、仕事の話ができる人がなかなかいない、というのもちょっとした悩みだったりします。周りにフリーランスをしている人もいないので、この働き方や、ライター・編集・メディア業界特有のことを気軽に雑談として話せるような相手が皆無です。(探して交流会などに参加すればいいのでしょうけど、そういうのはてんで苦手)
だから、職場に仲のよい同僚がいて、一緒に仕事の愚痴を言ったりとか、仕事の話で軽くコミュニケーションをとるようなことができないのはときどき、本当にときどきですが寂しいなと思うことがあります。
主婦が在宅で仕事をするのはかなりおすすめ
結論としては、主婦は在宅で仕事ができたら本当にストレスが減ると思います。
わたしはパソコンを使う仕事なので、休憩がてらに家事をしたりできますし、その日のタスクがある程度片付いたら、ひとりでドラマや動画を見ながら冷凍パスタを食べて、15分くらい過眠したりして、その時間もまた好きです。
仕事中なんて好きなお香を炊いたり、好きな音楽をかけたりもできますし、子どもが緊急のお迎えになったときも「10分で行きます」と言えるのは本当にストレスフリーだなと思うのです。
普段はこのような働き方をしていると、あまりおおっぴらには言わないのですが、子どものいる主婦の方はぜひ在宅の仕事にチャレンジしてみてほしい、と心の中でひっそりとおすすめしています。
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