リモートワークが普及し、ネットを通じて仕事をすることも簡単になった時代。
「自分も家で仕事できたらいいのにな」
「パソコンを使って内職できないかな?」
「外でアルバイトするみたいに自宅で気軽に働けないのかな?」
こんな疑問を持つ人もかなり多いはずです。実はわたしもずっと昔「絶対家でできる仕事があるはず…」と思って探し回ったのを覚えています。そこから在宅ワーカー人生がスタートしたんです。
この記事では、自宅で仕事をする方法や、家でできる仕事にはどんなものがあるのか体験談を交えながらお伝えします。
【一覧】家でやれる仕事にはどんなものがある?
一言に家でできる仕事といっても、その種類や働き方の形態はかなり多様です。まずはどんなものが仕事になるのか、どんな在宅ワークがあるのかを一覧にしてみました。
クリエイティブ系
- SNS運用代行
- 写真撮影
- ハンドメイド
- コンテンツ販売
- ブログ運営
- シナリオライター
- Webライター
- YouTuber
- LINEスタンプ販売
- 音楽の販売
- イラストレーター
- 動画編集
- Webデザイナー
- DTPデザイナー
- CGデザイナー
TI系
- AIエンジニア
- プログラマー(PG)
- システムエンジニア(SE)
- CADオペレーター
人と関わる・支援系
- カウンセラー
- アドバイザー
- コンサルティング
- 占い師
教育系
- オンライン家庭教師
- 講師業
- 採点業務
事務系
- テレアポ業務
- ネットショップ出品作業
- せどり(メルカリ含む)
- データ入力
- テープ起こし
- 翻訳
- ヘルプデスク・カスタマーサポート
- 経理
- オンライン秘書
※ここではネットやパソコンを使用する仕事を中心に選んでいるので手作業系は除外しております。
細かく書き出せばもっとたくさんあると思いますが、大まかにはこれだけの仕事があります。どんな仕事があるのか、もしくは何が仕事になるのか知りたい場合は、ココナラのようなサイトのカテゴリー欄を見てみるとわかりやすいです。
こんなことも仕事になるんだ、これも仕事にできるかも?という新しい視点が得られるかもしれません。
ちばみに、わたしは主にWebライターという文章を書く仕事をしています。しかし、過去にはデータ入力やハンドメイド品の販売、メルカリを使ったせどりなどもやっていました。
家でやれる仕事には大きく2種類
家でやれる仕事や内職というと「1件やったら〇円」「1個作ったら〇円」という出来高制で、単発の仕事をイメージする人もいるかもしれません。確かに以前はそういう局所的な作業を依頼されたり、個人で何かを作ったりする仕事が多かったと思います。
しかし最近では、完全リモートで企業に所属したり、正社員として働くことも可能なことがあります。
企業と契約して働く
企業と契約する場合は、これまでやってきた仕事の経験やキャリアを生かして、企業のプロジェクトに参画していくような働き方ができます。
最初は出社する必要があったり、週に何日は出社するという決まりがあったりすることも多いので、完全に在宅というわけにはいかないかもしれません。
ただ、わたしも企業の従業員として働いていますが、その企業の場合は従業員のほぼ全員がフルリモートワークーなので、オフィスに行ったことがある人もほぼいないという会社。めずらしいかもしれませんが、このようなケースも徐々に増えているようです。(私の場合は雇用契約は結ばず、業務委託契約です)
ある程度の社会人経験がある場合や、これまで培ってきたキャリアがある、即戦力になる資格やスキルを持つ人の場合は、企業と雇用契約を結んで働くことも十分に可能です。
個人事業主(自営業)で働く
個人事業主は、自営業者のことです。フリーランスと呼ばれる人も、個人事業主です。
個人事業主は、どこかの会社と雇用契約を結ばず、業務委託で仕事を得たり、自分で商品を販売したりして働きます。
わたしは、執筆した記事の原稿料をもらったり、記事の構成作成を1本いくらで集計して請求したりして主な売上を立てていました。とくにクリエイティブ系の仕事や相談業の場合は個人事業主として働く人が多い印象です。
個人事業主というと、堅苦しく聞こえますがフリーでいろいろ手広くやる人と考えればよいと思います。自宅に居ながら、ちょこっとアルバイト程度に稼げたらいいなという方は、個人事業主から始めるほうがいいかと思います。
家でやれる仕事の探し方(体験談)
家でやれる仕事ってどうやって探すの?
在宅で働いていると言うと、決まってこの質問をされます。
探し方はいたって簡単で「在宅 仕事」「在宅 求人」などで検索するだけです。もう少しやりたいことや、できることが明確な場合は「ライター 在宅」とか「イラストレーター 在宅 募集」などで検索します。
ただ、求人サイトの情報だと中身がわかりにくいので応募しにくかったり、求人サイトごとに登録するのが面倒だったりするので、やはり最初はクラウドソーシングが便利です。
ランサーズやクラウドワークスなどが有名ですが、今はほかにも探せばいろいろなマッチングサイトがあると思います。
ちなみにわたしは↑の2つのサイト両方に登録しています。とくにランサーズさんには、この仕事をはじめた当初から本当にお世話になっております。またクラウドワークス経由で連絡をいただいた企業とは長い付き合いで、今も深く関わらせてもらっています。
在宅ワークの探し方は、決まりがあるわけではありません。このルートで探すのが一番ベスト!というのはありませんし、縁もあります。SNS経由で応募したりすることもあります。
それに、マッチングサイトや求人サービスからしか仕事が得られないわけではありません。だんだん仕事の人脈が増えてきたり、以前依頼してくださった方からのリピート依頼があったりと、自然に広がっていくものです。
探し方ですべてが決まるわけではないので、とりあえず気になるものがあったら応募する、登録してみるという最初のステップを踏んでみてほしいと思います。
家で仕事をする場合の注意点と心得
家で仕事ができるのはわたしにとって最高の環境ではありますが、デメリットがないわけではありません。何ごとも表裏一体ですので、良い面と大変な面の両方があるのは事実です。
ここではわたしが「これちゃんとしないとまずいな……」と反省していることをお伝えしますね。
時間やタスクの自己管理
家でできる仕事は、基本的に誰にも干渉されませんので、日々のタスク管理は全部自分でやる必要があります。日々のタスク管理……といっても、今日何をやればいいかを誰かが指示してくれるわけでもありません。
「〇月〇日までに、この業務を終わらせる」と決まっている場合でも、業務や制作を完了するまでに何日くらいかかるか、1日何時間くらい充てればいいか……というのは自分で計画しながら進めます。
わたしは時間の感覚がつかみにくいので、計画するのはそれほど得意ではありません。
納期に間に合わない! と慌てることはないのですが、1日にぶっ通しで作業して次の日グッタリで何もできなかったり、作業に没頭しすぎてプライベートを疎かにしてしまったり…というような問題は過去にありました。
でも、慣れてくれば自分のペースがつかめますし、タスク管理の工夫も楽しくなります。タスクを消化していくのが気持ちよくて、どんどん仕事できるようになったりもします!
お金の管理・手続き
時間やタスクの管理と同時に、収入の管理も自分でします。
たとえば、個人事業主の場合は年間48万以上の収入があれば確定申告が必要です。平均で月4万ほどの収入があれば申告の対象になるので、アルバイトするよりも少し面倒が増えますね。
全部自分で手続きをしなくてはいけいので、わからないことを相談できるところや、調べる意欲も大事です。
わたしの場合、うっかり夫の扶養に入れる範囲の収入を超えてしまったので、いきなり社会保険から外されてドッキリしたり、金銭的にちょっぴり損をしたという経験があります。
日々の仕事に追われて、この辺の管理や計画が不十分だったのです……このときは反省しました。
でもそれを皮切りに、ガンガン働いてしっかり稼ごう!と踏ん切りがついたのも事実でした。
自分で仕事をしていると、本当にいろいろあるのですが、なんとかなります。もし何かミスや問題があっても、その都度誠実に、正しい対応をしていけば多少のことは何とかなります。こんなわたしでもできているので、みなさんもできると思います。
【番外編】運動不足
仕事には直結しないのですが、家から一歩も出ないと運動不足になります。当然ですが、けっこう死活問題です。
わたしの経験上、バリバリ働けば働くほど、運動不足になります(笑)
できるだけ休憩中にスクワットしたり、出かけるときは徒歩かクロスバイクで行く、休みの日にしっかり歩くというようなことは意識します。年齢に従って、運動不足のつけが回ってくるのが早いんですよね……足はむくむし、肩はバキバキになるし。家から出ないことのリスク回収は大事です。
まずは1歩踏み出してみること
家でやれる仕事って、本当にたくさんあると思います。とくに今は何でも仕事になる時代なので、わたしが始めたときよりも、かなり幅が広がっていると思います。ただ、個人的な印象として、それを始める人はごく一部という感じがします。
自分にはできない、大変そう、という不安が先だってしまうかもしれません。でも、やってみたら案外できる!というのがほとんどだと思います。わたし自身、いろいろな在宅業務をやってきましたが「できなかった……」という経験はほぼないです。悪徳業者みたいなところもほぼなかったし、報酬未払いに当たったこともありません。騙された経験もないです。
なので、やってみたい気持ちがある方には、ぜひ在宅ワーカーへの一歩を踏み出してみてほしいなと思っております。
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