こんにちは。
家から一歩も出ずにバリバリ働いております夏野新と申します。
わたしの仕事は、Webライター、編集者、マネジメント業務、文章指導やサポートなど。
いろいろな仕事をやらせていただいております。
最近では企業に所属して、チームのマネジメントや現場の進行管理に携わっています。
手がける仕事は、すべて文章コンテンツの制作です。
そう! わたしのベースは『文章』なのであります!
今でこそ、こんなにいろいろなところで活動させてもらい、枝葉が広がりました。
それに伴って収入も増えましたが、けっして最初からそうだったわけではありません。
最終学歴は、通信制高校卒業。
大学進学歴なし。正社員勤務経験なし。アルバイトが続いたのは最長で1年。
高校卒業後、ほとんどのアルバイトが長続きせず、コンプレックスまみれでした。
何が原因か? というと……理由はけっして、ひとつではなかったと思います。
まず、メンタルがとても弱かったです。
人が怖くて、学校や職場などの集団、組織に馴染むことができませんでした。
他愛もない雑談を楽しんだりすることもできないし、挨拶ひとつするのが精いっぱい。
120%の元気を出して挨拶しても「暗い」「元気がない」「感じが悪い」と言われてしまう、そんな人間でございました。
しかも、すごく不器用で苦手なことが多いです。今でも、不意に苦手な状況がやってくるとパ二クッたりしどろもどろになったりフリーズしたりします。
でも、そんなわたしには、とても好きなことがありました。
それは、文章を書くことです。
昔からポエム投稿サイトに投稿して閲覧数を伸ばすことに必死になったり、mixiで闇の深い日記を書いたり、Twitterをやったりと、何かしら文章を書いていました。
私生活でも、キャンパスノートに頭の中を書き出して自分を落ち着けたりしていましたね。
文章を書くことは、わたしにとって、歯を磨くことやご飯を食べることと同じでした。
「あぁ、文章を書く仕事に就けたらなぁ」
そんな風にときどき『夢のまた夢』として頭の隅に思い描いていました。
「そんなことができるのは特別な才能のある人だけ」
「わたしは小説とか書けないし」
「学歴もないし、国語の文法だってイマイチよくわからない」
こうやって打ち消し、夫に養ってもらいながら、苦手な接客業に挑戦したり、子育てに奮闘したりしていました。
初めて文章を書いてお金をもらったのは、2009年。
「ジャニーズアイドルについての日記を書いてください」という仕事の募集を、インターネット上で見つけました。
昔は、今のようにクラウドソーシングサイトなんてありません。
ちょうど日本ではじめてiPhoneが発売された翌々年くらいでしたから、ネットで仕事をしたりするような時代ではなかったです。
「在宅ワークなんて怪しい」という偏見が圧倒的に多い時代でした。
だからわたしは、こっそり隠れるようにしてその日記を書く仕事に応募しました。
騙されてもいいや、くらいの半信半疑の気持ちで連絡し、何本か書いて提出。
報酬もきちんと受け取りました。
何度か文章を書いて送ったら、仕事をくださっていた相手の方から突然こんなメールが来たんです。
「夏野さんがお住まいの地域、実は個人的に思い入れがありまして。もしご迷惑でなければ、〇〇町から見える風景の写真を撮って送っていただけませんか?」
そんな依頼があったのです。
もちろん写真にも報酬を付けてくださるということで、わたしは喜んで撮影に行きました。父のおさがりの、お世辞にも映りがよいとはいえないデジカメを持って、何の技術もない腕で、写真を撮りました。
相手の方は、それでも本当に喜んでくださいました。
このときはじめて「自分の力でお金を稼いだ」という実感を得たのを覚えています。
今までアルバイトでお金をもらったことはありましたが、なんだかそれとは違った感覚です。
自分ができることで、人に喜んでもらえて、その対価としてお金を受け取るのは気持ちのいいことだなと、じんわりしたのです。
あれから15年。
わたしは今、おかげさまで非常に忙しくなり、常に仕事をたくさん抱えられるようになりました。
収入面でも、毎月安定的に20万以上の収入を確保できるようになりましたが、相変わらず家から一歩も出ずに仕事をしています。
「あぁ、文章を書く仕事に就けたらなぁ」
と、つぶやいたあの夢のまた夢が、いつの間にか現実となり、当たり前の日常になったのです。
学歴なし、スキルなし、コネなし、社会性なしの、何もない人間だったところから、ここまでくるのに本当にたくさんの経験をしました。
そのなかで得たインサイト(洞察・発見・直感)についてをこのブログでまとめております。
今は昔に比べて在宅ワークの需要は高いですし、職種も多様化してきているので、わたしのようにこんなに時間をかけなくても、皆さんも目標達成できると思います。
そのために、わたしの経験と知見をお役に立てていただければ幸いです。
わたしには一般的な人間と少しずれているところがありますので、王道の解説記事とは違った物言いや見解を話すこともあると思いますが、ぜひ参考に、楽しんで読んでもらえたら嬉しいと思っています。
では、今後とも当サイト『在宅ワーカーのインサイト』をどうぞよろしくおねがいいたします!!
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